エコプレンPシリーズ成形の手引き

エコプレンPシリーズ成形の手引き

  1. 対象グレード:エコプレンP全着色品
    エコプレンPは射出成形用オレフィン系エラストマー樹脂で、再生オレフィン樹脂とラバーを海島構造でアロイ化した、完全架橋タイプのエラストマーです。尚、有害物質や危険物質は一切含まれて居りません。
  2. 成形方法:通常の射出成形機を用いた射出成形
  3. 成形収縮率:1.5~2.5%ただし、製品形状、成形方法、成形条件によって多少異なります。
  4. 成形実施例:標準の温度設定実施例です。
    ノズルNo.2 ノズルNo.1 前部 中間部 後部
    190°C 190°C 190°C 190°C 190°C
    溶融樹脂の実際の温度を 190°C~200°Cの範囲で成形して下さい。
  5. 推奨金型温度:10°C~80°C 尚、金型の汚れが酷く、ガスベントが閉塞している場合は、成形前にモールドクリーナー等で金型を綺麗にしてから成形して下さい。
  6. 射出圧力及び射出速度:キャビテイ-内に溶融樹脂を充填後、保圧にて結晶化に伴う体積収縮を補って下さい。ゲート周辺でせん断によりラバー成分と再生オレフィン樹脂成分が分離する可能性が有るので過度のせん断を生じるゲートデザインはお勧めしません。
  7. 成形前乾燥:成形前にエコプレン P シリーズの乾燥を必ず行ってください。
    硬度 熱風乾燥機 除湿乾燥機
    A 硬度グレード 90°C×3-4 時間 70°C×3-4 時間
    D 硬度グレード 100°C×3-4 時間 80°C×3-4 時間
  8. その他:技術的なご質問や販売価格のお問い合わせも製造販売元のインターテックにお気軽にご相談下さい。
    *エコプレンPシリーズはインターテック(株)が開発製造販売するオレフィン系エラストマー樹脂製品の登録商標です。

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